読書会blue第43回「野火」

【お願い】
①参加希望の方はお問い合わせフォームよりお願いします
(見落とし防止のため質問等もお問い合わせフォームへお願いします)
②告知文は最後までお読み下さい
③課題本は事前に読了し、当日持参してください

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第43回読書会blueのご案内です。
みなさんの参加をお待ちしています。

日 時:2024年8月25日(日曜日)

9:30~12:00
(9:15より受付)
場 所:高志の国文学館 研修室103
富山市舟橋南町2-22
http://www.koshibun.jp/
参加費:700円
定員 :14名

課題本:「野火」

大岡昇平(著)
新潮社
ISBN:978-4101065038

 

読書会blueの新井です。今回の課題本は大岡昇平の「野火」。太平洋戦争末期のフィリピン:レイテ島が舞台となっています。一兵士である主人公の過酷な状況、飢えの苦しみ、いつどうなるのかわからない精神的な辛さは文章を通してありありと感じられます。主人公の体験から「人間とはなにか」「戦争とは何か」を考えさせられる1冊です。戦争が終わって79年経過し、当時の記憶を聞く機会は減ってきています。戦争の記憶を文学から読み解くことで、現代を生きる私たちに著者が伝えたかったことや戦争について改めて考えてみたいと思います。

この機会に本を手に取ってみませんか。

 

↓以下あらすじ

死者達は笑っていた。

野火の燃えひろがるフィリピンの原野をさまよう田村一等兵。極度の飢えと病魔と闘いながら生きのびた男の、戦争という異常な体験を描く名作。

敗北が決定的となったフィリッピン戦線で結核に冒され、わずか数本の芋を渡されて本隊を追放された田村一等兵。野火の燃えひろがる原野を彷徨う田村は、極度の飢えに襲われ、自分の血を吸った蛭まで食べたあげく、友軍の屍体に目を向ける……。平凡な一人の中年男の異常な戦争体験をもとにして、彼がなぜ人肉嗜食に踏み切れなかったかをたどる戦争文学の代表的名作である。

読書会では本を通して自分では気付かなかった視点や意見に触れることができます。

あなたの読書をさらに豊かにしてみませんか。

 

<タイムスケジュール>
9:15~9:30 受付
9:30~9:40 参加者自己紹介
9:40~12:00 読書会

みなさんの参加、お待ちしています!

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