第12回読書会blue開催しました

平成30年8月26日(日曜日)9:30〜

高志の国文学館にて[読書会blue]第12回「夏の夜の夢」開催しました。

今回はシェイクスピアが活躍した時代の舞台を想像しながら話し合いました。

課題本を読了してからyoutubeで舞台を観た方もいらっしゃいましたよ。

 

今回話題となったのは

 

「目に見えないものの存在」

 

西洋では妖精、日本では妖怪の言われがあるように古くから目に見えないものの存在は感じられていました。

当時の化学で説明できなかったことは

妖精や妖怪のせいになっていたのですね。

6人の職人の舞台は夢から覚ます意味があったのではないか

 

妖精:パックは登場人物のなかで唯一現実と夢を行き来できる存在なのではないか

 

喜劇であることから当時のユーモアについての話題にもなりました。

 

夏の夜の夢の舞台はアテネとなっていますが、実際はルネサンスが到来した当時のイギリスの時代背景が盛り込まれています。

 

小話としては

シェイクスピアについて

・夏の夜の夢から見る当時の時代背景

 

について人物相関図を用いながら話しさせていただきました。

 

こちらの作品は元々貴族の結婚式の余興として作られたものです。夏の夜の夢が5幕に分かれているのも当時ならではの理由が隠されています。

詳細は後日ブログでご紹介させていただきます。

参加者の皆さん、ありがとうございました!

 

次回は10月7日(日曜日)9:30〜

課題本はロバート・L.スティーヴンソンの「ジキルとハイド」

主人公の隠と陽が入り混じるミステリアスな1冊です。

近日中にイベントページ立ち上げます。

皆さまの参加をお待ちしています。

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