読書会blue第10回「和解」開催しました

平成30年4月22日(日曜日)9:30〜
高志の国文学館にて
読書会blue第10回「和解」
開催しました。

こちらの課題本は

志賀直哉が3年間の休筆期間を経て発表した作品です。

主人公の名前は架空ですが、ストーリー、登場人物ともに実体験が基になっています。

父と息子の不和から始まり

死と生、そして和解

読後感は爽やかな風が流れる1冊となっています。

父親と息子の不和は「ボタンのかけ違い」

誤解・間違った思い込みと

意地の張り合いが互いの歩み寄りを

邪魔しています。

そんな意地の張り合いから和解へと導いてくれたのが長女の死と次女の誕生でした。

父親と主人公、それぞれの視点から

たまに見える感情的な部分を探り

参加者同士深め合う時間でした。

小話としては、和解以外にも多くの作品が生まれた安孫子での生活と父親との不和のきっかけから和解に至るまでの経緯を年表形式でご紹介しました。

参加者の皆さん、ありがとうございました!

 

次回は6月24日(日)9:30~

課題本はゲーテの究極の片想い小説「若きウェルテルの悩み」

近日中にイベントページ作成します。

皆様の参加をお待ちしています。

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