読後感「クリスマス・キャロル」

こんばんわ、新井英里奈です。

 

寒いのは苦手です。

サンタが取り立てにこないうちに

 

読後感を書こうと思います。笑

 

12月24日(土曜日)に行う読書会の

 

課題本です。

 

1~2名様お席ご用意できます。

[読書会blue]第2回「クリスマス・キャロル」

 

課題本はこちら!

 

課題本:「クリスマス・キャロル」(新潮文庫)
ディケンズ (著), 村岡 花子 (翻訳)
新潮社
ISBN:978-4102030097

 

です。

 

クリスマス・キャロルは

 

小学生のときに読んだ以来なので

 

実に数十年ぶりの再読です。

 

この本が最初に出版されたのは、1843年。

 

現在が2016年ですので、

 

およそ173年前のお話になります。

 

200年近くも

 

多くの人に読み継がれており、

 

著者にとってこれほど嬉しいことは

 

ないでしょう。

 

 

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主人公は初老の商人:スクルージ

 

ケチで冷酷、無慈悲、貪欲のがりがり爺…

 

現代に生きてたら間違いなく

 

老害と言われてそうです。
明日はクリスマスという夜、

 

悪代官の主人公の自宅に

 

かつての仕事仲間で7年前に亡くなった

 

マーレイの幽霊が訪問。

 

「スクルージにはまだ、悲惨な運命から

 

逃れるチャンスと希望がある。

 

そのチャンスと希望として

 

3人の幽霊がやってきます」

 

と伝えます。


マーレイの言うとおり、3人の幽霊が1人ずつ

 

スクルージの元を訪れます。

 

彼等は容姿、風貌等それぞれ違いますが

 

主人公の「過去・現在・未来」を

 

順に見せてくれます。

 

順に見ていくなかで、

 

自分自身を振り返っていきます。

 

スクルージの心の変化はこの本の見所です。

 

冷酷な主人公が蓋をしてきた過去、

 

過ちに気付かされる現在、

 

そして考えを改めなかったときに訪れる未来、

 

夜が明け、クリスマスの朝を迎えたとき

 

スクルージはどう変わるのか。

 

これはぜひ、本編でご覧ください。

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クリスマス・キャロルは現在まで

 

多くの出版社で翻訳されています。

 

出版社や翻訳者によって言葉や表現に

 

違いがありますので

【(例)幽霊→精霊など】

 

比べて見るのも楽しいと思いますよ。

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